Gemini in BigQueryのデータ インサイトを試してみる
Gemini in BigQueryの機能の一つである、データ インサイトを試してみました。
※プレビューの機能なので利用申請が必要です。料金に関してはプレビュー中は発生しないようです。
テストテーブルの作成
まずはテスト用のテーブルをBigQueryに作成するために適当にGeminiにSQLを書いてもらいました。
CREATE TABLE `your_project.your_dataset.users` (
user_id INT64,
name STRING,
email STRING,
age INT64,
registration_date DATE
);
INSERT INTO `my_dataset.users` (user_id, name, email, age, registration_date)
WITH RECURSIVE
seq AS (
SELECT 1 AS num
UNION ALL
SELECT num + 1
FROM seq
WHERE num < 100
)
SELECT
num AS user_id,
CONCAT('User ', CAST(num AS STRING)) AS name,
CONCAT('user', CAST(num AS STRING), '@example.com') AS email,
CAST(FLOOR(18 + (RAND() * (70 - 18))) AS INT64) AS age,
DATE_ADD(DATE '2023-01-01', INTERVAL CAST(FLOOR(RAND() * 365) AS INT64) DAY) AS registration_date
FROM
seq;
データ インサイトの生成
分析情報タブから実行します。
しばらく待つと。
データ インサイトが生成されました。Google翻訳にかけるとこんな感じ。
テーブルの定義とデータを解析して、こういったデータを取るためにどのようなクエリを実行するべきか例示してくれる機能のようです。
もちろん生成されたクエリはちゃんとクエリタブで実行できます。
まとめ
未知のテーブルに対してGeminiでデータ分析のための洞察を得る手助けをしてくれる機能と理解しました。
めちゃでかい何が入ってるかよくわからないワイドテーブルとかでやってみたいですね。
カラムの名づけがよくないとうまく機能しなさそうではあるので、自然言語クエリの時代にはテーブルのメタデータ設計、管理も重要になりそうだなと思いました。